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ナスカの地上絵 [マチュピチュ・ウユニ塩湖]

ピスコから小型のプロペラ機に乗って、ナスカまでを往復する。
飛行機の席はくじ引きで決めた。12人乗りで、12番が当たった。つまり最後部席だ。2列の座席でどの席も窓から外がよく見える。
しかし、後で、わかったことだが、この席は最悪だった。小型だからゆれるのだが、後部席はもっとも揺れが激しいのだ。

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飛行機が飛び立つと、すぐに海が見える。だが、薄い霧がかかっていて、ぼんやりしている。砂漠地帯だから雨が降るということはないだろうけれど、いつも曇っているように感じる。
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飛行機は海沿いに南下していく。砂漠地帯に川が流れているところだけが、植物が生えていて緑になっているのがよくわかる。この川はアンデスの雪解け水だ。水が干上がって流れの跡だけが残っているところもある。
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川が見える。
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ナスカの上空に来たらしい。パイロットが英語で説明しながら、窓からよく見えるように、機体を傾ける。反対側の人たちにもサービスするために、今度は大きく、ぐるりとまわって戻ってくると、反対側に機体を傾ける。なにか見えてきた。
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だが、このあたりから、飛行機酔いが始まってしまった。ブーンと飛行機が旋回するたびに、吐き気を催し、目もあけていられない。
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ファインダーを見ないで、シャッターを押す。
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道路と車と、地上のミラドール(展望台)が見える。そのそばには、クモやサルみたいな絵が見える。
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あまりの気分の悪さに、カメラをやめて、ぼんやりとしていた。
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平野から少し山のほうに向かった。草木がまったくみえなくて、黒い岩が横たわっている。
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砂漠と黒い岩。
なんだって、こんなところに絵を描いたんだろう。
パイロットが山肌になにかがあると叫んでいる。
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お、宇宙人だ。山肌なので、機体を傾けなくともみることができた。
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 どうやら、地上絵の見物は終わったらしい。飛行機はまた水平飛行に入り、少し気分が回復した。
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ここから30分ほどで、またピスコへ戻った。
ピスコの海岸べりのレストランに入ったのだけど、飛行機酔いが残っていて、食事がのどを通らなかった。
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レストランの前の海は、気分を落ち着かせてくれる。
ツアーの人たちの中で、一番飛行機酔いがひどかったらしい。
やっぱり、最後尾の席がよくなかったのだ。
それと、カメラ。ファインダーからのぞいて、1点をじっとみているとよくない。
ナスカの地上絵の写真は、専門家にまかせるべし。
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