クスコを素通り [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
朝の3時にリマのシェラトンホテルに到着して朝6時半にはホテル出発、ピスコからナスカまで地上絵を見るために飛行機で揺られて、夕方の19時過ぎに、またシェラトンホテルに戻ってきた。ピスコからのバスでは、飛行機酔いのためにぐったりとしてしまい、1枚も写真を撮っていなかった。
夜8時の夕食も、時差ぼけと飛行機酔いで、食欲がわかない。
ビュッフェ方式でぐるぐると見て回ったら、お寿司みたいなのがあった。海苔でごはんを巻くのは、ついに世界的に認められるようになったらしい。
ピスコサワーというのが、ウェルカムドリンクで出された。下の写真の白い飲み物。ピスコとは、ナスカへ行く飛行機に乗ったところの地名だが、そこで作られる飲み物なので、ピスコサワーと呼ばれている。ぶどうの蒸留酒にレモン、卵白、シロップなどをまぜてあるとのこと。結構アルコール度数が高くてきついのだが、柑橘系のさわやかさとシロップの甘さで、どんどん飲めてしまう。
ピスコサワーのおかげでぐっすり眠れた。成田を出発してから3日ぶりくらいになるのかしら、お風呂に入ってベッドで横たわったのは。
観光2日目。
いよいよマチュピチュに向けて出発だ。
リマの空港から、飛行機でクスコまで行き、そこからバスでオリャンタイタンボまで行き、さらに展望列車に乗り換えて、マチュピチュの麓まで行く。なんとも大変なことだ。
リマの朝は、やっぱりどんよりとしているが、仕事に出かける人たちであふれかえっていた。バスが重要な交通手段になっていて、きめ細かく行先が決められているらしい。
リマからクスコへは、1時間のフライトなのだが、それが、お客が少ないからということで、乗る予定の便が飛ばなくなってしまった。次の便は、1時間後だ。なんだかんだで、9時出発予定が、11時半出発になってしまった。
以前、パタゴニアに行ったときも、やはり国内便が遅れに遅れてしまったのだったが、どうも、南米の国内便は、遅れることが当たり前らしい。
ようやく出発した飛行機は、窓際席ではなかった。予定していた飛行機の座席番号は、窓際だったのに、欠便になったために、座席はごちゃまぜにされたのだ。
クスコの標高は3400m。飛行機でいきなり高地に来た。
海沿いのどんよりしたリマと違って抜けるような青空が見える。
空港から出て青空の下にくると、いっぺんにご機嫌になるから、やっぱりお日様は偉大だ。
だけど、飛行機と民家が隣り合わせでスリル満点の飛行場だ。3000mの高地だと住むところも飛行場にするスペースも厳しいのかもしれない。家がぎっしりつまっている。
インカ帝国の皇帝パチャクティの像がそびえていて、かつてのスペイン領も、今はインカの末裔の人たちの国になっていることを示している。15世紀にパチャクティは、クスコを中心としてインカ帝国をつくりあげた。その後インカ帝国はスペインに滅ぼされたが、今でもパチャクティは、クスコに君臨している。
飛行機が遅れなければ、クスコの遺跡めぐりが行程にはいっていたのだけど、なくなってしまって、バスで通り過ぎるだけ。それでも市内の風景は、日本とは違った表情を見せていて、なかなかおもしろい。
あら、KARAOKEって看板が・・・カラオケも世界的ですねぇ。
このおばさま、肩の荷物がインカ風。
街角で、行商のおばさまの帽子もなんとなくインカ風。街灯の緑の柱がとっても立派。これはスペイン領時代のものですね。
なんとなくスペイン風の町。
インカのおばさまと、旅行者。
バケツリレーで崖の石積み。すごい風景ですね。
あちこちで工事が行われている。人海戦術でやるらしい。坂の町は大変だ。
ここのおばさまもインカそのもの。
インカのおばさまと犬と。
塩湖はTVで放映されることがありますが
水は少ないのでしょうか?
by soujirou-3 (2015-05-19 19:57)