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クスコからマチュピチュへ、豊かな田園風景 [マチュピチュ・ウユニ塩湖]

インカ帝国の首都だったクスコはアンデス高原の高いところ、標高3400mにある。これから向かうマチュピチュ村の標高は2000m。1400mもこれから下っていくことになる。
ペルーの首都、リマは海岸沿いにあるが、ナスカの砂漠地帯と同じように雨の少ないところだった。そしてクスコを抜けると、アンデス山脈をはさんで、海とは反対側の内陸部になっていく。そして気候は、マチュピチュが近づくにつれ、熱帯雨林のしげる地域へと変化していく。マチュピチュは、もうアマゾンに流れる支流を持つ地域になるのだ。

バスはクスコを抜けると緑の豊かな農村地帯に入る。
下り坂で、細いながらもよく整備された観光用の道路なので、猛烈なスピードで駆け下りていく。
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お葬式でもあったような雰囲気。
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野菜が植えられている。ほとんどはじゃがいものよう。
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ちょっとした町を通り抜ける。
世界中からマチュピチュへ集まってくる人たちは、クスコからこの道路を通って電車の便のいいオリャンタイタンボまでいくか、あるいはクスコからその電車に乗るかのどちらかになる。クスコからの電車は本数が少ないので、ほとんどの観光客は私たちのように、この道路をバスで行くことになる。
だから、途中にもしゃれたホテルやレストランがところどころに見えるのだ。
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なんだか落ち着く風景。
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ヨーロッパを走っているようだ。
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ちょうど夏。菜の花やじゃがいもの紫の花が畑一面に咲いている。日本にもペルーから農産物を輸入しているけど、こういうところで作られているのね。
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トイレ休憩のところには、しっかりと露店のみやげもの屋がある。
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旅行も始まったばかりで、商品がものめずらしいものの、あんまり買う気がおこらない。アルパカのマフラーや手袋が並んでいる。
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トイレの屋上にかわいい服の子供たちがいたが、写真をとるとお金を請求されるらしい。下の町からわざわざ景色のいい観光客用の休憩施設まで上がってきたのだ。
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休憩所から見える田園風景は豊かに見えるけど、畑の区画が、狭いようだ。大規模農業はやってないのかな。
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バスは再び猛スピードで疾走する。素晴らしい景色が飛んでいく。

平らな水田のような畑にはしないで、斜面そのままを使っている。日本だと棚田にするだろう。
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結構、民家が続く。
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バスはこういう景色に目もくれないでいちもくさんに下って行く。
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と思ったら、峠道にさしかかったらしい。雪山が見える。
ペルーの景色の多様さは世界でもめずらしいのではないかしら。
サボテンも見える。サボテンとアンデスの雪山と菜の花と、おもしろい取り合わせ。
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