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空から見たガイアナのジョージタウン [ギアナ高地]

本日の予定は、飛行機でカイエトゥール国立公園まで行き、滝をみたのち、また、飛行機で、国境の町まで行く。さらにそこから陸路で国境を越え、ブラジルのボアビスタまで行く。盛りだくさんなのだ。
小さなオグル空港に行き、手続きをすると、ビニールコーティングされたボーディングパスをくれる。だがこれは飛行機に乗るときに回収される。ナァ~ンダ。
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飛行機は小さいので、スーツケースを乗せることができない。スーツケースは、ガイアナに到着した翌朝、陸路で運ばれているはずだ。陸路なので運ぶのに2日を要する。
だから、手荷物は、ガイアナでのもう1泊分の衣類や洗面具など、すぐに必要なものだけになっている。その手荷物ごと体重計に乗って、一人ずつの重さを測る。
これが主な、搭乗手続きだ。

小さな飛行場には小さな飛行機が結構たくさんいる。着陸したかと思うと、次の飛行機が離陸するといった具合に身軽なのだ。
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一番小さい飛行機がこれかなぁ。2人くらいしか乗れそうにない。
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どうも、この飛行機に乗るようだ。
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あっという間に搭乗したかと思うと、すぐに飛び立つ。ジョージタウンの町が眼下に見える。
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飛行機はセスナ社の14人乗りのキャラバンと呼ばれるもので、私たちのツアーグループだけが乗っている。つまり、チャーター機なのだ。だから、パイロットさんが大サービスで、ジョージタウンを旋回してくれているのだ。

泊まったホテルは、ほらあそこ・・・と反対側の窓の人たちが騒いでいる。私にはあいにく、ホテルは見えなかった。デメララ川の河口を見たかったのだけど。
そのかわりに、マングローブに続く干潟がよく見えた。
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マングローブの林が、海の高潮から町を守っているのがよくわかる。
土色にみえるところが、干潟で、野鳥や海の浅瀬に住む生き物の天国になっているのだ。
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ジョージタウンは16世紀以降に、オランダ、続いてイギリスによって作られた町で、比較的新しく、しかも政略的に植民地として造成されてきたせいか、整然としている。
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小さな川に続く汽水域にマングローブがあり、その先に、干潟、というのがよくわかる。
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デメララ川に架かっている浮橋が見える。
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デメララ川にそそぐ小さな川には水門が取り付けられているのも見える。
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あっという間に、海やジョージタウンの町は遠ざかっていった。飛行機は内陸部に向かって飛んでいく。

深い森林の中を流れる川は、川床が見える。よほど水量が少なくなっているのだろうか。
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雲がかかってきた。雨が降っていたのか、虹が見える。地上はどこをみてもジャングルになっている。アマゾン流域もこんな感じなんだろうか。
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これは採掘場かな。ガイアナは、ボーキサイトや金を産出するようだから鉱床でもあるのかなぁ。
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1時間弱で、いよいよテーブル状の台地になった山が見えてきた。これこそギアナ高地の形の特徴ではないか。
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