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午後の日に輝くアウヤン・テプイ [ギアナ高地]

マユパの早瀬では、40分間、歩いたのち、ボート乗り場で30分以上もボートが来るのを待つはめになった。
ボートが遅くなったのは、ボートのエンジンの調子が悪くて、ボートを替えに行っていたとのこと。カナイマに引き返し、別のボートに荷物を積みなおして、それで、マユパの早瀬まで急行したという。ボートのエンジンの馬力は、前のより落ちるそうだ。ちょっとがっかり。ボートに座ったままというのは疲れるので、早く目的地に着きたいのだ。

今朝は、ルエパで、飛行機が来なくて1時間以上も待たされたし、ついてないのか、あるいは、南米とはこんなものなのか。

ともあれ、また出発できたのは、なによりだった。
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昼食の時間はとっくに過ぎていたらしかったが、小さな滝のあるところまで行って、そこでお弁当を広げるという。

マユパの早瀬は過ぎたが、まだ急流のところもあって、ボートが大揺れに揺れた。そのときに、大波をかぶってしまって、頭から水を浴びた。ボートの底も水浸しになった。
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急流でなくても、ボートの推進で飛んでくる水しぶきで、カメラや荷物が濡れてしまう。
それでも、見えてくる景色は、ギアナ高地特有の卓状台地が続くようになって、なんだかうれしい。
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独立したテプイに見える山も、この辺までくると、エンジェルフォールのあるアウヤン・テプイにつながっている。
アウヤン・テプイは、東京都の23区よりも広い頂上台地を持っていて、見えているテプイは、頂上ではつながっているのだ。
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遠くに平らに見える山が見えてきた。近くで見ると、でこぼこしていても、遠くからみると、平になるのだ。
よく、こんなに平な台地になったものだ。
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時折、川にせり出している崖もあるが、これも、頂上は、卓状台地になっているはずだ。
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幸せの泉という場所にやってきた。ここでお弁当を食べるのだ。
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ボートから降りるときは、川の水の中に入ることになるので、足はもうびしゃびしゃだ。まぁ、そうでなくてもボートの中でも水しぶきで濡れていたから、あまり変わりはないのだが。

ボートからお弁当や飲み物を降ろして配ってもらう。
写真の裸の子どもは、現地ガイドさんのお子さん。一緒にきていた。
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お弁当がすむと、さっそくみんな水遊びをはじめた。滝の下の大きな岩に登って、お山の大将のつもりになっている。
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私は、膝まで水の中に入って、カメラ遊びをした。見慣れない花が木からぶらさがっている。
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色がとんでしまって残念。これ、ナンダロウ。
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ひとしきり遊んだあとは、再びボートに乗って進んでいく。
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テプイの崖から滝が流れている。
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こっちも滝がある。
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午後の陽射しは、少しずつ傾き始め、テプイの崖を照らしている。
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垂直に切り立ったアウヤン・テプイの崖は、輝いていた。
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