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エンジェルフォールまでハイキング [ギアナ高地]

朝の6時半にキャンプ場を出発する。
ハンモックで寝たとはいえ、みなさま、ぐっすり無事眠れたようだ。慣れれば、案外快適ではないか。
南米の暑い地域では、みんな、ハンモックに寝るというので、経験してみることは良かった。
昨日、同じキャンプ場にいた人たちは、私たちが出発した同じころ、ボートでカナイマに戻ってしまった。結局、今、エンジェルフォール直下のキャンプ場にいるのは、私たちだけということになる。

エンジェルフォールは雲に包まれて下のほうしか見えていなかったが、雨でなかったのはなによりだ。
ラトン島のキャンプ場からは、またボートで5分ほど、対岸に渡った。そこからハイキングになる。
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歩き始めてすぐに、また川を渡ることになる。今回は、ハイキングシューズのまま、岩伝いに渡っていけた。水量が多い時には、ハイキングシューズを脱いで、川を渡ることになるそうだ。
昨日の夕方、猛烈な雨が降ったので、水量はかなり増えているはずなのだが、やはり、今は雨季の盛りを過ぎているため、全体的に水量は少ないのだろう。
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現地ガイドさんが、植物の説明をしてくれる。これはありがたい。

アンスリウム(サトイモ科アンスリウム属)
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朝の光の中の熱帯雨林が気持ちいい。
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これは、マナレ、とガイドさん。
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アラセア(サトイモ科)
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道がけわしくなってくると、とてもカメラで楽しんではいられなくなる。やっとみんなに追いついたと思ったら、みんなは、出発するので、結局、休憩が十分とれない。
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足元は気の根っこが這っていて、普通には歩けない。ギアナ高地は、岩盤でできているので、植物の生える土は少ない。植物は、地中深く根を下ろすことができず、横に根を這わせることになる。
木の根は、すべりやすく、一歩一歩注意して歩かねばならないので、景色どころではなくなる。
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それでも足元の花は、記録にとどめたい。
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これは日本でもよくみる、カラー。これもサトイモ科なんだそうだ。オランダカイウ属。
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だれもいないこんな山奥にも道標があった。エンジェル滝の展望台はこちらとある。
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ほどなく展望台に到着した。
相変わらず、上のほうは、雲でおおわれていた。でも神々しさが感じられる。
滝壺がない滝と書いてあったので、本当かどうか、よ~~く見てみたのだが、よく見えない。水は霧のようになって下にそそいでいる。それが、川となって、展望台のほうに流れてきている。
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