カナイマ湖の湖畔のホテル [ギアナ高地]
朝、ハンモックで目覚め、エンジェルフォールまでのハイキング、ボートでカナイマ湖までクルーズ、サポの滝の裏側歩きと、長い1日を過ごし、ようやく、今夜泊まるホテルまでやってきた。
ボートから見える、真ん前がホテルだ。
写真右上の黒い屋根の下に明かりがついているところが、テラスになっている。
砂浜に続いて、平屋の長屋が並んでいるのが、ホテルの部屋になる。ホテルというよりロッジという感じだ。
ボートが砂浜に乗り上げて、到着だ。
まずは、テラスまで階段を登っていく。
とてもいい眺めだ。
なんでも、カナイマで最高の場所にあるホテルだそうだ。
国営なので、一番いい場所を確保しているとか・・・。
国営でない、いいホテルも湖畔にあって、そこは滝の真正面にあるから、どちらがいいのかわからないが。
部屋はまずまずだ。カーテンやベッドカバーが豹柄、壁は緑に塗られていて、ヤモリみたいな大きな模様が入っている。こういうインテリアも珍しい。
ボートで雨に打たれ、サポの滝の滝くぐりでも濡れてしまった衣服をなんとかしなければならない。
ビーチサンダルも靴下も濡れている。
エンジェルフォールのキャンプでは電気が使えなかったから、カメラの電池の充電もしなければならない。
濡れた衣服を着替えて食堂にいくために外に出ると、また雨になっていた。これ以上濡れてももう着替えがない。スーツケースはないのだから。エンジェルフォールとカナイマの2泊分のものしか持ってきていないのだ。あ~ぁ。
夕飯はビュッフェスタイルだった。なので、毎晩食べていた鶏肉はやめて野菜中心にした。
なによりビールがほしかったが、ビールはなかった!!!
カナイマは陸の孤島になっていて、交通は飛行機しかないので、重たいビールは運べないと言われたが、ちょっと信じられない。
仕方がないので、これまた毎晩飲んでいたラム酒のコーラ割りを呑んだ。
ラム酒はベネズエラではどこでも手に入れることができる。そのまま飲んでもおいしいそうだが、コーラで割って飲むのが、薄める場合は定番らしいので、いつもそうしていた。日本でコーラなど飲んだこともないが、以前ウユニ湖に行ったときに、標高が高いところではコーラがおいしいよ、と教えてもらって飲んだらおいしかったのだ。
デザートがけっさくだった。ムースにプラスティックのスプーンをつきさしている。
ともあれ、温かいお湯のシャワーもあるし、消灯の制限もなく、ハンモックでなくベッドで寝たのは幸せだった。
一夜明けて、すぐに外に飛び出した。ドアを開けるともう、すぐ砂浜に続いてカナイマ湖が広がっている。
雨は止んでいた。いくつもの滝が白く見える。
滝とは反対方向の砂浜。
カメラを思い切り望遠側にして、滝の様子をみてみる。しぶきがすごい。
浜辺には、犬もきた。ゆったりとした時が流れている。
この後ろを振り返ると、泊まっている部屋。長屋方式でドアを開けると砂浜だ。
昨夜の雨のしずくを残したままの花。
さて、今日は朝食の前に、30分ほど、カナイマ湖のクルーズをやることになっている。昨日の夕方遅くなってしまったので、ボートで帰ってきただけだったからということで、追加してくれたそうだ。
また、ライフジャケットをつけて、ビーチサンダルでボートに乗り込む。
ボートから泊まった部屋を撮っておこう。
カナイマ湖のシンボルだという、湖の中にある3本のヤシの木も記念撮影。
コメント 0