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早朝のカナイマ湖クルーズ [ギアナ高地]

朝食前に、ボートでカナイマ湖クルーズに行った。
浜辺で滝をみたときも、もやっとしていてよく見えなかったが、近くまで行っても、水蒸気が空中に大量に飛び散っていて、ベールがかかったようだ。
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湖面には白い泡がいっぱい。これはサポニンだ。ギアナ高地の水辺はどこでも泡立っている。水がサポニンを含んでいるから、というのが、泡の原因らしい。なぜ水がサポニンを含んでいるのかは、わからないが、例によって憶測すると、岩でできているギアナ高地は、土壌がなく、水分を吸収することなく、そのまま流れていってしまうので、浄化作用が行われない。したがって、植物が排出するタンニンやサポニンもそのまま川に流れていってしまうのではないか。
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さて、滝から出ている水蒸気が昨日の夕方見たのとは、様子が異なる。
一体、どうしたことだろう。
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しかも、逆光ではないか。
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なにが起きているのか、どこに滝があるのか、よくわからないほどだ。
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早朝の滝めぐりは神秘的。
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夕方見るのと、早朝見るのとで、なぜこんなに違うのか。例によって憶測すると、水しぶきはいつも同じように発生しているが、逆光により、水しぶきだけに光があたるので、水しぶきが強調されてしまう、ということかしら。
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これは、昨日、すだれのように細いひも状の繊細な流れを見せていたアチャの滝だ。なんという変わりようだろう。逆光のせいだけでなく、水量も昨日よりは、はるかに多い。そういえば、昨夜は雨が降っていた。
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これもアチャの滝を反対側からみている。逆光から少し回復すると色彩が戻ってくる。
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こちらもすごいことになっている。
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もう雪崩状態ですね。
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手前はアナトリー島。その奥に滝が並んでいる。
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滝には名前がついているのだが、もうさっぱりわからない。
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大洪水の図。
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アチャの滝をアナトリー島越しに眺める。
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なんだか、不思議な逆光のモノトーンのクルーズだった。
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