空から見たエンジェルフォール [ギアナ高地]
カナイマ空港を2台の小型飛行機に分乗して飛び立った。プエルトオルダスへ向かう。
グラン・サバナのルエパからカナイマにくる途中でエンジェルフォールが見えるはずだったのが、雲に隠れて見えなかったため、エンジェルフォールの遊覧もしてくれるそうだ。
エンジェルフォールはプエルトオルダスへの空路からは、はずれている。ボートでカナイマからエンジェルフォールまで往復したが、それと同じように飛行機で飛んでくれる。
カラオ川が波だってみえるところがある。あれはマユパの早瀬だろうか。
ブラックウォーターと呼ばれるカラオ川の水も砂浜のところこそ、茶色だが、他のところは空の色を映して青色だ。
グループの乗った飛行機が近づいてきた。パイロットさんたちが大サービスをしてくれる。
しばらく並んで飛んだ。
すぐ近くに寄ってきて接触するのではないかと怖ろしくなるほどだ。
テプイの谷間に入っていくと、川が蛇行しているのが見える。あれはきっとチュルン川だ。
あの川をボートで上っていったのだ。
突然、エンジェルフォールが目の前に現れた。
ボートでは4時間もかかったところを飛行機だと20分もかかっていないと思う。
下まで全部見える!!
写真に窓ガラスの映り込みが入ってしまったが、記念写真なので。
世界一の落差979m。アウヤン・テプイの標高は2560m。
エンジェルフォールの展望台も、遊んだ滝壺もみえるはずだが、判別できない。
近くから撮った最後の写真。
下から見上げていたときは、山の頂上から滝が流れているようにみえたが、アウヤン・テプイと同じ高さからみると、テプイの水を集めて滝になってもおかしくないことがよくわかる。
滝が遠ざかって、今度こそ、本当に見納めとなった。
写真左に白く細くみえるのがエンジェルフォール。
エンジェルフォールはアウヤン・テプイの谷間の奥深くにあるので、またテプイの谷間を引き返してくる。
テプイがまるで城壁のようだ。これでアウヤン・テプイも見納め。
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