グランマの遊歩道通信第2巻をはじめるにあたって [ブログ]
グランマの遊歩道通信は第2巻として再開する。
第1巻は既定の容量になってしまったのだ。
写真が多いので、メモリを食うのは仕方がないが、こういう場合、みなさまはどうやって切り抜けているのだろう。
有限の資源を使っているので、いつかはこういう場面を迎える。
継続性にも問題が出てくる。
ブログが世の中に出てきて15年はたっただろうか。そろそろ長期的にネットにアップし続けることに対する問題がクローズアップされつつある。
典型的な例としては、ブログの持ち主が亡くなったりした場合にどうやってブログを閉じるか、という問題が最近出てきている。
そこまでいかなくても、デジタル記録としてブログとは切り離してCDに残す方法なども、いろいろと出てくるといいなぁ、と思い始めている。
PDF形式で残せるサービスはあるが、ちょっとイメージが違うのですねぇ。あたかもネット上にあるかのようになるといいのですけど。どうしたらいいのだろう?
マチュピチュとウユニ塩湖旅行記のはじめに [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
新しいブログ設定がようやくできたところで、ペルーとボリビアの旅行を記録しよう。
ボリビアの首都ラパスでは、4000mを超える標高の初体験となった。
マチュピチュのインカ遺跡や見渡す限り塩でできたウユニ塩湖は、素晴らしい絶景だった。
マチュピチュは以前、行く予定になっていたが、大洪水のために道路や鉄道が破壊され、旅行をキャンセルせざるをえなかった。今回はそのリベンジ。
下の写真はウユニ塩湖。
不思議な光景がどこまでも続いている。
下も同じくウユニ塩湖。
車上のお兄さんは、夕焼けの日の入りを眺めるために待っている。
それがそっくり湖面に映っているのがおもしろい。
こういう写真が山ほどたまってしまっている。
整理がてら、旅行を再現して楽しむこととしよう。
ペルーの首都リマからナスカへ [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
第一日目
南米に行くには、どうしてもアメリカを経由しなければならない。今回は、アトランタ経由でペルーに入る。
夕方、成田を出発して、その日の午後、アトランタに到着する。あいにく窓側の席がとれなくて、通路側の席で、ペルーのにわか勉強をした。窓側だとデンバーあたりの雪山が見えたはず、残念。
アトランタでは、トランジットにもかかわらず、例によって厳しい入国審査に時間を取られた。靴を脱いで、丸い透明なボックスの中でバンザイの姿勢で写真を撮られる。
その後、ペルー行の飛行機でペルーの首都、リマに飛んだ。
リマに到着したのは、翌日の午前1時、つまり真夜中。
リマでの入国審査の後、バスで20分ほどのシェラトンホテルに到着したのが、午前3時。
南米に来るには、このめちゃくちゃな時間帯に耐える体力が必要だ。
そしてホテルに到着して、4時間後の午前6時半には、観光開始だ。
本日の予定は、ナスカの地上絵をセスナから見る。そのためにナスカまで行かねばならない。
リマからバスで4時間弱で、ピスコ空港まで行き、そこからセスナでナスカまで飛んでいく。
ホテルの前には由緒ありそうな建物が並んでいるから、リマの心臓部にいるらしいことはわかるが、朝の6時なので、まだ町は眠っている。
ホテルの左側を見ると、これもなんだかすごい建物だ。
リマの観光は後回しで、バスはナスカ方向に向かって高速道路を飛ばし始める。
リマはバスが重要な輸送手段になっている。大きな道路には、バス専用の路線があり、ノンストップで駅から駅まで走るので、日本の電車並みに、正確な運行がなされているそうだ。
立体交差の上からバスの路線を見下ろすと、道路の真ん中にバスの駅がある。黄色い線で仕切られているのが、バス路線だ。
バスはどんよりとした空の下を南へと走る。
実は今、海岸のすぐそばを走っていて、いつも霧が発生して、もやっとしているとのこと。
リマの町中を抜けたと思ったら、すぐに砂漠地帯になった。
こういうところで生活できるのかしらん、と思うのだが、アンデスの雪解け水が流れてくるので、雨はほとんど降らないが、生活はできるらしい。
ちょっときれいな道路が走っているところには、海辺に別荘があるそうだ。
今、バスはパンアメリカンハイウェイを南に走っている。このハイウェイを走る車は、必ず整備状況のチェックをうけなければならないそうだ。その場所で、お兄さんが愛想を振りまいてくれた。南米の人たちは陽気だ。
太平洋が見えてきた。この海の向こうが日本だ。
海辺の家は金持ちの別荘だとか。
海辺に人がいるけど、遊んでいるんだろうか。
このあたりも別荘だとか。
ここも別荘。壁であたり一帯を囲んでいて、ガードマンもいるそうだ。
ちょっと高級な別荘。向こうは海。
さらにもっと高級な別荘地にはプールまで見える。リマのお金持ちがくるそうだ。
別荘地帯を抜けると、漁船が見えてきた。働く人も見える。
船の胴体にピスコと書いてある。バスは行先地のピスコまできたらしい。
ピスコの港だ。おびただしい漁船が停泊している。沖合には大型の船も見える。日本にもここでとれた魚が来るんだろう。