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ギアナ高地ロライマ山の花 [ギアナ高地]

ロライマ山頂の台地では、珍しい花がある、と聞いていたので、花を見るのも楽しみにしていた。
だが、このようなところに花などあるのだろうか。岩ばかりで、土のあるわずかなところに、かろうじて植物があるだけ。
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ヘリから降り立ったばかりのときは、植物のあまりの少なさに驚いたが、しゃがんでみると、小さな花が咲いているではないか。
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ピンクの花にガマの穂みたいなもの。ピンクの花はシリア・ラセミフロラか。
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丈の低い植物ばかりの中で、年輪を感じさせる植物が頑張っている。過酷な環境の中、生きながらえてきたんだろう。
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これは、ガイアナのカイエトゥール・フォールの近くでもみた。ここのは咲いている。ステゴレピス・ガイアネンシスだろうと思う。ギアナ高地を代表する花のようで、ネットを調べるとあちこちに出ている。
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エアープランツみたいな生え方をしている。ここは岩ばかりで、土がほとんどないから、水分が不足して空中からも水分や栄養をとることで生きながらえているのではないかしら。
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いったい、これはなんだろう。横と上に伸びている。こんなの、はじめて。
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ギアナ高地のロライマ山の植物というと、すぐにこの植物が出てくる。
オレクタンセ・スペクトルムらしい。
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下の写真の下のほうに赤っぽいもぞもぞしたのがあるが、これはドラセア・ロライマエだと思う。ロライマという名がいいですね。
真ん中あたりに生えている扇状に広がる葉を持つ植物はめずらしい。なんだろう。
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同じく、赤いのはモウセンゴケの仲間のドラセア・ロライマエ。
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これは、わけがわからない。
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エピデンドラムかなぁ。ランの一種になる。そういえば、デンドロビユームの茎に似ている。仲間なんだろう。
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ここ、ギアナ高地は、ロストワールドだけあって、調べてもわからない花ばかりだ。
せっかく珍しい花をみても時間がないので、じっくりと向き合ってカメラに収めることができない。とても残念なことだ。

きれいにお花の顔を撮ってあげたいと思うのだけど、あせるばかり。
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白い花は、エリオカウロン?
赤いのはドラセア・ロライマエ。これもロライマ山の代表的な植物だというが、カイエトゥールフォールでは群生していた。
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サハラ砂漠の砂らしいきめの細かい土。
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ステゴレピス・ガイアネンシスの若いつぼみかもしれない。これが、とげとげのつぼみになり、黄色い花を咲かせるのだろう。
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岩がごつごつしているところに行くと、岩陰が、ちょうど住み心地がいいのか、比較的丈のある植物が生えている。
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遠くの岩山には、木のようなものまで、張り付いている。場所によって植物の種類や生え方が異なっているのはおもしろい。こういうのを丹念に調べたらおもしろいことが見つかるような気がする。植物学者がロライマ山によく来て調べているというのもなるほどと思う。
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オレクタンセ・スペクトラムの花かな?
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ロライマ山を代表する植物のオレクタンセ・スペクトラムの花ということで、特写しておこう。
パイナップル科ということだけど、そんな雰囲気もある。
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もうひとつの特写。さすが、ロライマの花。
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黄色い花は、どこに行っても、いろいろあって、区別がつかない。
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白い石英の斑点がある黒い岩をバックに、花束のようなお花。
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