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インカ道を歩く ------ワイナピチュの頂上まで蒸気が昇った------ [マチュピチュ・ウユニ塩湖]

インカ道は尾根伝いにクスコまで続いている。それどころか、かつてのインカ帝国の支配下にあった地域に4万キロの長さの道があるという。石が敷かれていて歩きやすくなっている。
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木が生い茂っていて、傍らには花が咲いている。お花畑という感じではなく、ひっそりと500年間咲き続けているという趣がある。花のほとんどは残念ながら名前がわからない。
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これは顔がマメ科だわ、品がいい。
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ときどき視界が開けたところに出ると、マチュピチュ遺跡が見える。蒸気がもうワイナピチュの頂上付近まで昇っている。写真左隅にみえるのがマチュピチュ遺跡。見張り小屋はとんがった建物で遺跡の端にあるからすぐにわかる。見張り小屋がその名の通り、遠くまで見張れる位置にあることがわかる。
谷底まで見えてきた。
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竹のような草。ひげが節々に生えている。
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これはベゴニアの親戚ですね。シュウカイドウかな。我が家の庭先にも咲く。
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マチュピチュ遺跡がよく見えてきたので、少し拡大してみてみる。歩いてきたインカ道が左に伸びているのがわかる。写真右下に青緑のサンクチュアリロッジの屋根が見える。
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これは日本でもよくみる花のようだけど。
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あら、ルピナスもアンデスに咲くのねぇ。
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オレオカリス・グランディフローラ (ヤマモガシ科)
ヤマモガシ科なんてはじめて聞きました。
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花びらがとがっていて特徴があるから名前もすぐにわかりそうなものだけど・・・。
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ついにワイナピチュのてっぺんまで見えるようになった。雲海がワイナピチュの上まで昇った。ワイナピチュはマチュピチュ市街地から見ると細くとがって見えるが、ここから見ると、横にひろがっている。あのワイナピチュをぐるりとウルバンバ川が回り込んでいて、自然の要塞になっているのだ。
シャトルバスの走るジグザグの道もはっきりと見えてきた。マチュピチュ遺跡は左の尾根の上に、緑がえぐれて白っぽくみえるところだ。
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ワイナピチュの頂上付近を拡大で撮っておこう。頂上に何人かの人がいるのがゴマ粒のように見える。段々畑にも人がいっぱいいる。あの人たちも、蒸気の昇る大自然のドラマをみたのだろうか。それとも蒸気の中にいたはずだから、まわりはなにも見えなかったのだろうか。
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昨日の雨のしずくをまだ残している花。
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葉っぱがぎざぎざの黄色い花。Cassia Hookeriana  マメ科 みたいだけど、日本ではなんて読むのかな。
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ランの新種発見、とでも言いたくなるような変わったラン。
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こちらも同じくラン科のエビデンドラムの一種らしい。マチュピチュ市街地のミニ植物園にも咲いていた。
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