インカ道を歩く -----光るちょうちょオーロラモルフォチョウがいた ----- [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
インティプンクからの記念写真。左からマチュピチュ遺跡、その下にサンクチュアリロッジ、シャトルバスの入るじぐざぐの道路、ワイナピチュ(山)、ウルバンバ川。ここインティプンクを含めてマチュピチュ遺跡のすべて。
ウルバンバ川はワイナピチュをぐるりとひとまわりしているが、その隣の山もぐるりと回り込んでいる。
下の写真の左がワイナピチュ、ウルバンバ川の右側はマチュピチュ村へ続く。線路と道路が見える。ウルバンバ川の真ん中が草むらでみえなくなっているが、そこに橋があって、シャトルバスは、向こう岸からその端を渡って、こちら側のじぐざぐ道路を登ってくる。
インティプンクの石垣のまわりは日本でもよくみるフーロが咲いていた。
ピンクのラン科の花、エビデンドラムも鮮やかに咲いている。
インティプンクからは、また同じ道を引き返す。300mの下りになるので、みんな速いこと、カメラ遊びなどしていると置いて行かれそうになる。
めずらしくブルー系の花。
タンボと呼ばれる宿泊施設跡まで下ってきた。行商人たちなどは、マチュピチュの市街地には入れてくれないので、ここに泊まったらしい。
ここで突然、騒ぎが巻き起こった。素晴らしい虹色のチョウチョがひらひらと飛んでいて、遺跡どころではなく、みんなカメラで追いかける。下の写真のど真ん中の白いのがチョウチョ。
調べてみるとオーロラモルフォチョウに近かった。ボリビアやペルーに生息すると書いてあるからドンピシャだ!!!
開長85mmという大きさもそのとおり。ピンク系やブルー系など少し色のニュアンスが異なるのもあるようだが、これはどうもピンク系。羽が動くのにあわせて虹のようにきらきら光っている。真珠色に輝いたかと思うと、アクアマリンの淡いブルーもある。ピンク系のダイヤモンドのような光も放っている。
あ~~ぁ、飛んで行ってしまった~。こんなにきれいなちょうちょ、初めて見た。こういうときとっさにシャッター優先にして撮るほどにはカメラを使いこなしていないことを反省する。
帰りは下りなので、息切れしないで歩ける。
マチュピチュの見張り小屋が見えてきた。往復4kmもないと思うが、登りで1時間以上かかり、インティプンクでも30分ほど休憩したりしていたから、3時間近くもかけたのんびりミニハイキングだった。
シャトルバスのバス停までさらに下りていく。
遺跡の中に咲いていた花。遺跡は石でできているし、土があっても芝以外は手入れされているので、花はめずらしかった。
シャトルバスの窓から撮った写真。ウルバンバ川と、橋と電車も見える。
マチュピチュ村に入ると子どもが遊んでいた。これもバスから。
さて、お昼は自分たちで勝手に食べることになっている。午後の電車の時間まで1時間あまり。結局朝のホテルのパンの残りをベンチに座って食べた。同じことを考える人が何人もいたのはおかしかった。
この線路、さっきまで電車が走っていたところじゃぁないの。この線路はマチュピチュ駅の引き込み線とは別のアマゾンに向かう線路なのだが、大洪水であまり使われなくなったみたい。それでも電車は走っているのだから危ない。
マチュピチュ村の駅は川の右側で、アーケードになっているところにお土産屋がびっしりと入っている。左側にもホテルやお土産屋やレストランが並んでいて、日本の温泉街そっくりだ。
この川は、ウルバンバ川の支流になり、合流地点のすぐ手前で撮っている。
ちょうど電車が走ってきたところが、川の合流地点。線路は2つの川の合流地点という危険なところを走っている。ちょっとした雨で水没しそうだと思って、調べてみると、やっぱり洪水が多い地点のようだ。マチュピチュの引き込み線を高いところに作ったのは正解なんだ。
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