再び豪快な夕焼け [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
インカワシ島から戻って休憩したのち、今日も夕焼けを見に行く。水のたまった塩湖をみるためには、雨季に訪れるのがよく、雨季だと晴れが少ないということでもあるので、夕焼けを2回見に行くことになっていると思う。どちらかが当たればいいのだ。だが、今はちょうど、雨季と乾季の境目、3月初旬だ。水もたまっているし、お天気の確率もたかくなっている、ということだ。
で、結局、2日間とも盛大な夕焼けをみることができた。
四駆は雪原のような塩の上を疾駆する。みえている車は、同じツアーの車。だいたい、車なんぞ、お目にかかることはほとんどないところなのだ。
水のあるところまで行く。遠くに車が見えたので望遠側でのぞいてみると、夕焼けを待っている人たちが見えた。
別の方向では、車は1台だけ。車の屋根に人が登っている。
こういうところに1台で、しかも一人でくるのは、かなり危険なのではないかと思う。塩で車が故障しやすいだろうし、道はないし、方向感覚がなくなるので、立ち往生してしまいそうだ。
これはツアー仲間。
まだお日様は健在です。
まだまだ・・・・
まだまだ・・・・
最後の光を放っています・・・
とうとうお日様は沈んだ。
お日様と反対側の空は赤く染まった。
お日様の光の余韻が濃くなっていく。
もう何万年も同じようにお日様は沈んだと思うけど、1日だってまったく同じ空だったことはないだろう。
遠くの夕焼け見物の人たちもまだ夕日の余韻をかみしめているらしい。
望遠側でみると、ド派手ポーズの人もいる。
車の屋根にいたお兄さんはどこへいったのだろうか。
私たちも真っ赤に染まって・・・・
赤いいろから暗い赤に変わってきている。
もうお日様のいらしたあたりは緞帳が下りてしまった。
お日様のまわりの雲も眠たそう。
私たちも車に乗って戻る。
塩と水の入り混じったところがピンクに映えている。
雪原のようだけど、塩の原。
名残を惜しんでいる人たち・・・・。こういうところで人影をみることはまずないと思うのだけど・・・・
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