空からみたウユニ塩湖とアンデス高原 [マチュピチュ・ウユニ塩湖]
観光9日目
朝5時にウユニ塩湖湖畔のホテルを出発し、空港へ向かう。もう帰るのだ。南十字星がまだ輝いていた。
途中でウユニ村を通った。まだ村は寝ていた。日中は観光客でにぎわっているはずの町の中心だ。
そこの道路も6角形で舗装されている。6角形は自然界だけでなく、人工物にも多い形状なんだ。人工的な6角形は、なぜ6角形で、なぜその大きさなのかがよくわかるから不思議ではない。
空港に到着すると、空が明るくなり始めた。
7時過ぎには搭乗。
どこに行っても、またくるからね、と思うのだが、ウユニだけは今回が最初で最後のような気がする。標高3700mはやはりこたえるから、もう来れないかもしれない。
飛行機が飛び立つとすぐにウユニ塩湖が見えた。四駆で走り回ったから土の色や塩の色、水の色の織り交ざった湖は肌の感覚でとらえることができる。往きの飛行機から見たときは、なんだ、これは~と思ったのだった。体験することは重要なんだとつくづく思う。
飛行機の窓ガラスが傷だらけで、写真に写ってしまう。アマゾネス航空、ガンバレ。
土の色にまざって判別しにくいが、写真の真ん中あたりに集落が見える。
大きく撮ってみた。どこかよくわからないけど、コルチャニ村かもしれない。
ウユニ塩湖は雨季が水たまりになって、乾季は水が乾いて塩の原になるのだが、3月初めは、ちょうどそのはざまになっていて、湖も水があるところとないところがある。空からみると、それがよくわかる。
あっというまにウユニ塩湖は通り過ぎた。
今度は理解不能な地形だ。地球にしわができているみたいだ。
写真の真ん中あたりに集落がある。大規模に模様の入った地形をみると、人間の営みはなんとつましくささやかなものなんだろうと思う。
大きな平野が広がっていて、川も流れているが、ここは標高4,000mなのだ。
下写真の鼠色のリボンがなびいているように見えるのは、川なんだろう。下のほうの細くなったところには橋らしきものが見える。この川の流れのなんと優雅なこと。
標高4000mのアンデス高原は農産物も豊かなんだろう。ずっと畑が続いている。
大きなビルのある町の上に来た。
なんと、町は6角形!! 町まで6角形なのねぇ。
残念ながらこの町の名前がわからない。
ウユニからラパスへの航空路上の都市で考えられるのは、オルロだ。で、オルロの町をグーグルアースで調べてみたら、なんと6角形の町づくりをしてあるところがあった。ヤッター!と思ったのは早計だった。6角形の中心部をみていくと、オルロは、真ん丸だ。この写真は中心部も6角形だ。
ほかにも考えられそうな町をいくつか追っていったが該当するところはみつからない。
一体、ココハドコデショウ??
また、6角形の不思議が増えた。
またしばらく田園風景が広がる。
とても豊かな風景だ。ココハドコ??
えんえんと田園風景。
川が何本も流れていて標高4000mの高地だとは信じられないような風景が続く。
標高6000m級のアンデス山脈から流れてくる水が豊かな高原を作っているのかな。
これは理解不能な景色。
区画割された土地の中に、こんもりと山のようになにかが積まれている。
ひとつ考えられるのは、時は3月、南半球では初秋になる。秋の農産物の取り入れたものをうず高くつんでいるのではないだろうか。
飛行機は1時間もしないうちにラパスに到着するのだが、うかつにも居眠りをしてしまったらしい。気が付くと、雪をかぶったアンデス山脈が雲の上に見えていた。
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