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マナティがいた [ギアナ高地]

ジョージタウンで一番にぎやかなスターブルークマーケットを見学して、次は、1763モニュメントを見に行く。
1763年に奴隷解放のために反乱を起こした指導者クフィーの像を1763モニュメントと呼んでいる。ガイアナでは英雄らしい。
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公園のような広い敷地。
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まわりにはハスの花が咲いている。
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これがガイアナの英雄、クフィーの像。ハスの花に囲まれてお釈迦様みたいだ。
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黒人の奴隷解放といえば、米国のことと思っていたが、ガイアナもアフリカから奴隷を連れてきていたのだ。今も黒人は30%もいる。

道路の反対側をみると荷馬車が走っていた。
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私たちの観光バスは今度は、植物園に行くという。そこにマナティがいるんだって。動物園ではなくて植物園にマナティだなんて、なんだかはなしがよくわからないけど。
バスから見える建物は本当にきれい。これも公的機関に使っているのだろう。
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さて、植物園に着いた。中に入るのではなくて入口手前の池にマナティがいるという。半信半疑だ。
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それより池の前の木に見慣れない花がついているのをみているほうがいい。
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羽子板の羽根のような花がびっしり咲いている。これはなんだろう。
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近くの木には、大きなマメのような実がぶらさがっている。黄色い花も咲いている。
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木ばかり、見ていると、池のほうで歓声があがった。
マナティが水から顔を出しているではないか。
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人間が手をたたくと寄ってくる。口をあけて、人間の手から草を食べている。とても人間に慣れている。
マナティを見たのは、初めてではないだろうか。
誰でも入れるこんな池でよく生きながらえているものだ。
4,5頭くらいいたかしら。

で、植物園はこれで終わり。熱帯の植物が見られるか、と楽しみにしていたが、それは観光コースには入っていないようだ。が~っかり。

次は、昼食。中華レストランで日本の中華と変わらないランチメニューのようなものを食べた。
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なんで、ガイアナにまできて中華なの、と思うのだけど、ここはイギリス領だったころ、インド人や中国人を労働者として連れてきていたので、食事というと、インド料理や中華料理になるらしい。イギリス領といってもイギリス人は少なかったから、イギリス料理にはならないのだろう。
そうはいっても現在、華人は0.2%しかいない。にもかかわらず、中華料理が幅をきかせている。
どこに行っても中国人のパワーはすごいですね。
ちなみに白人の比率は0.06%だから、本当に少ない。

のんびりとお昼を食べたら、あとは、マングローブ再生センターを見学するだけで、本日はおしまいとなる。長旅の疲れをとる日なのでゆったりしているのだ。

車は左側通行で日本と同じだ。イギリス領だった名残だ。
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