カイエトゥール滝まで熱帯雨林を歩く [ギアナ高地]
カイエトゥールで飛行機を降りるとすぐに、滝の探検開始だ。
手荷物は飛行機の貨物室に積んだまま。荷物室を開けてくれているので、必要になったものは各自、飛行機までとりに行く。飛行機は自家用車と同じ感覚だ。滝の探検とランチの間中、ロッジの前で待機してくれる。
ロッジの裏側に回り込んで、獣道のような道を進んでいく。
写真の大きな葉の植物は、倒れても起き上がるんだそうな。あやかりたいものだ。
ロッジにいた現地ガイドさんが案内してくれる。
地面には珍しい植物が生えている。
これはモウセンゴケの仲間でDrosera roraimaeらしい。
ロライマだなんて、いかにもギアナ高地らしい名前がついているではないか。
これは、ナンダロウ?
ラパテア科のステゴレピス・ガイアネンシス。
ガイアネンシスというのは、ガイアナ、つまりギアナのことだろう。
ラパテア科というのは聞いたことがないが、イネ目に入っている。日本でもラパテア科の植物は売られているらしい。
ギアナ高地の花というと、必ず出てくる。
同じく、オレンジ色がかったものもある。
ランの仲間のふりをしているが、単子葉ではないのでランではないようだ。わからない。
セレッテスと書いてあるものに似ているようにも思う。セレッテスはキントラノオ科のブリソニマ属。
背丈より高い木の花のつぼみ。ギアナ高地一帯でよく見た。日本ではみたことがない。
ボーイスカウト・ビューという案内板が出ていた。ボーイスカウトのグループが発見した展望の場所らしい。
ここが、そのボーイスカウトビュー。ロッジから歩いて20分くらいだったかしら。
パンフレットの写真でみると、川幅いっぱいに水が流れているから、今は本当に水量が少ないのだろう。
最大幅は120mらしい。
滝から流れ出る下流の景色。水量が少なくて岩が露出している。
さて、今度は、レインボービューへ移動する。
途中で、ぱらぱらと雨が降ってきた。さっきまで晴れていたのに、あっというまに天気が変わる。
木に寄生している植物もたくさん生えている。ジャングルの中もなかなかおもしろい。
ビロードのような光沢の葉。
ストレリチアとかゴクラクチョウみたいな花だけど、?
まったく手入れされていない熱帯雨林がそのまま目に飛び込んでくる。
と、突然、ターザンみたいな人間が飛び出してきた。手を挙げてサルの真似をしたときは、本物の動物かと思ってぎょっとした。
私たちのグループ以外に、人間はいないと思っていたので、本当にびっくりした。
近くのもう1軒のロッジに宿泊しているそうだ。
アァ~、オドロイタ~~。
写真左は、現地ガイドさん、右2人が出くわした人たち。写真OKでした。真ん中の男性は猿の真似が上手だった。
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