パライ・テプイの日暮れと夜明け [ギアナ高地]
パライ・テプイは、そろそろ日暮れを迎えようとしていた。
クケナン山が、傾いた陽射しを受けて、浮かび上がっている。
クケナン山全体にも光があたりはじめた。
一方、ロライマ山は、クケナン山の日陰に入ってしまい、クケナン山側には、雲が取り巻き始めた。その雲に陽があたっている。
今日の最後の陽が、クケナン山にあたっている。本当は雄大な夕焼けを期待していたのだ。
ウユニ塩湖では、世界が真っ赤になるような夕焼けが2日連続で見られたのだが。
そういえば、ギアナ高地の夕焼けというのは、ネットで探してもあまりないわねぇ。
下の写真の右側がロライマ山、左がクケナン山、その間の谷間に、雲がしのびよっている。もうロライマもお休みの時間ですね。
私たちも食堂で夕飯になった。山小屋の食事らしく、鶏肉と野菜のごった煮みたいなのが出てきた。
それに加えて、お椀にそばが出てきたのには驚いた。お箸もついている。
日本のスタッフの方が、以前、お椀などの食器類を置いていったのですって。おそばは、今回、はるばる日本から持参したものだそうだ。
夜は、明かりを消して、アルコール付の星座観察となったが、夜9時には、電気が消えてしまうので、早々とベッドにもぐりこんだ。
翌朝は、まだ暗いうちから起きて、ロライマ山とクケナン山を眺めていた。
下写真の左側のテーブルみたいなのが、ロライマ山、右の三角はロッジの屋根。お月さまがまだ残っているが、朝日の方角が白み始めた。
ロライマ山の右側は、朝焼けがほんのり。
ロライマ山とクケナン山の間の谷間には、まだ雲が残っている。
朝日とは反対の方角も明るくなってきた。雲が低く降りているところも見える。
写真左の大きな屋根の建物は食堂。
グループ全員が朝陽を見ようと、待ち構えている。
ロライマ山とクケナン山の谷間の雲に朝日があたり始めた。こういうときにロライマ山の頂上にいたら、雲の上に浮かぶ天空の城ラピュタみたいな写真がとれるんだろう。
とうとう、お日様が顔を出した。ロライマ山もピンクに染まっている。
さっそく記念写真を撮りましたよ~。
ロライマ山も朝日の記念写真を撮った。
クケナン山の朝陽記念写真。
朝食も、山を見ながら。なんてぜいたくなんだろう。
パパイアとスイカ。
ハムとチーズ。
パンは揚げたて。ドンプリンというものだそうな。熱々で、たいそう、おいしかった。
それに、即席の味噌汁にコーヒー。ほんとうにしあわせ。
さぁ、今日もガンバルゾォ~。
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