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グランサバナのシエスタ [ギアナ高地]

アポンワオの滝壺からようやく滝の上まで這い上がってきた。115mの高さの崖を一気に登るのはきつい。
ボート乗り場までまた来た道を引き返す。
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20分ほどの道のりだ。
こういう写真を撮ったりしながら歩くので、いつも集団に遅れてしまう。
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ボートは、また二手に分かれて、追い越したり追い越されたり。
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ボートに20分くらい乗って、4WDまで戻ってきた。
楽しみな食事、右の簡素な建物がレストランだという。
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レストランといっても、メニューはない。全員同じ、また鶏肉だ。ハニーチキンだと言っていた。滝に行くときにオーダーしていったのだろう。日本のブロイラーと違って、おいしい。何回続いてもいい。
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食事の後は、もうロッジに戻るだけで、予定が入っていない。
川岸でのんびり過ごす時間となる。
木蔭の白い砂に座ってあたりを見渡す。昼寝をするのにもってこいの時間と場所なのだが、ちっとも眠くならない。
グループの中には、日陰に入らないで、ボートに腰かけてこちらをウォッチングしている人もいる。
なにを見ているのだろう。
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そっか、私たちがくつろいでいる後ろには、来るときに騒いでいた若者たちのグループがいたのだ。
この人たちが、音楽をかけて、踊ったり、アルコールを飲んだりしている。

そのうち、私たちのグループと合流してのお祭り騒ぎになった。
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イヤー、皆さん、陽気。
すてきな女性が、こちらにカメラを向けてきた。
これからは、写真の撮りっこになった。
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それにしてもベネズエラの女性のきれいなこと!! 昨日のカマの滝の花嫁も美人だった。

調べてみると、2008年、2009年、2013年のミス・ユニバースの優勝はベネズエラだ。スペインからの植民者や、アフリカからの奴隷、それに先住民などの混血が進み、その結果として美人を生んでいるのだろう。どれくらい混血が進んでいるのか、ベネズエラの民族の割合を調べてみようと思ったが、これが意外によくわからない。
ベネズエラ政府としては、民族うんぬんではなくて、今ベネズエラに住んでいる人がベネズエラ人なのだから、それで一致団結していきたいということで、民族別統計は公表していないらしい。
で、推測で研究者が数字を出している。メスティーソと呼ばれる白人と現地人との混血は7割を占めるという記事もあった。
統計情報は、細かく出していくと、それなりに、いろいろな問題が透けてみえてくるので、民族統計もだしていけばいいと思うのだが。統計情報は、細かい分類で出してほしいものだ。

で、ミス・ユニバースにベネズエラ政府は、早い時期から熱を入れてきたのだが、その理由が、観光客にベネズエラにきてもらうには、美人を多くすればいい、ということで始まったらしい。美人養成学校に女性の半分以上は幼い時から通っているという。

なんかベネズエラっておかしくありません??

ついでに、ミス・ユニバースもそろそろ幕引きの時期を迎えていると思うのですが・・・・。

近くにトケイソウが咲いていた、今朝、ロッジで飲んだパッションフルーツのジュースは、この実を絞っている。
うちの近所で、垣根にトケイソウをつたわせているお宅がある。日本では実をつけるところまでいかないのかしら。あんまりパッションフルーツジュースって聞かない。
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結局、川べりでのひとときは、誰も川で水遊びはしなかった。

4WDはチバトンのロッジへ向けて出発する。

途中の草原で運転手兼、現地ガイドさんが、虫を捕まえる草をみせてくれた。
ブロッキニアという名前で、真ん中にあいている穴に虫を寄せ付けて、中の液体でとかしてしまうのだそうだ。
近くの茶色のいがいがの花は、ギアナ高地の花、ステゴレプシス・ギアネンシスだ。
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ほれ、虫が入っているでしょ、とガイドさん。
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あちこちに生えているブロッキニア。
土地がやせているので、食虫植物が多いらしい。
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もう一人のガイドさんは、離れたところから牛の骸骨を持ってきた。ほれ、こんなのも落ちていた・・・。
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遠くから、牛たちがカメラ目線でご挨拶してきた。
今まで、牛などほとんど見なかったが、この辺では飼育しているようだ。
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草原には、こんな見慣れない植物も。
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舗装されていない悪路をえんえんと走って、ロッジに帰ってきた。
ロッジの花はなんどみてもあきない。ベネズエラ美人よりこっちの花のほうがいい。
このエビデンドラムは、アポンワオの滝にいく道にも咲いていた。
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カトレアのそっくりさんも滝の近くに自生していた。
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ロッジの夕飯は、またスープが出てきてうれしい。
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昨日はチキンだったけど、今日は、骨付きの牛肉だ。さっき見た牛ではないでしょうけど。
お皿の上のほうにバナナのソテーがある。これはどこでも出てきて、どこで食べてもおいしい。
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チバトンのロッジに2泊もしてくつろげた。
だが、今夜は忙しい。
明日から2泊は、エンジェルフォールとカナイマに泊まるが、そこにスーツケースを持っていけない。小型飛行機に荷物は積めないというし、この地区には道がないので、飛行機でしか行くことができないという。
だから、スーツケースは、ここからプエルトオルダスまで先回りして待っていることになる。

というわけで、荷物を3つに分けなければならない。
エンジェルフォールとカナイマに持っていく荷物、持っていかないスーツケース、それに手荷物のリュックサックの3つだ。
エンジェルフォールはハンモックで寝ることになっていて、そこでなにが必要になるのか、いくら聞いてもイメージできない。
寒いといけないので、パジャマとして、ダウンジャケットと裏フリースのズボン。
ボートで行くので水浸しになってもいいようにビーチサンダル。
エンジェルフォールの近くまでハイキングになるので、底のしっかりした靴。
などなど考えていたら、どんどん飛行機に積む荷物が増えていく。

2泊分は、寒くなく寝られることを最優先にしよう。


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