ルエパからカナイマへ [ギアナ高地]
ようやくエンジェルフォールのふもとまで行く日がやってきた。
花に囲まれたチバトンのロッジを去るのは、さびしい気もする。ここは長く滞在してのんびり過ごしたいところだ。
カトレアそっくりの花も見納め。
ノボタン科の名前のわからない花も見納め。昨夜、雨が降ったのだろう、水滴がついている。こういう朝は、花を撮っていたいものだ。
日本のカンゾウより、うんときれい。
キョウチクトウ科の花は、またどこかでお目にかかれそう。
最後にロッジの庭をもう一度。
むこうの緑の屋根が食堂、左は、泊まった部屋だ。部屋の前に人間よりずっと大きい犬が寝そべっていて、食堂に行くのがちょっと怖かったけど、あの犬はどうしただろう。ちゃんと番犬をやってるかな。
さて、4WDは、がたがた道をルエパに向けて出発する。地図でみても20kmほどしかないが、未舗装だから時間がかかる。
ここが飛行場、といって、降ろされたところは、な~んにもないところだった。
屋根のスーツケースは、飛行機に乗らないで、4WDがプエルトオルダスまで運んでいくので、積み替えている。
遠くに、管制塔らしきものも見えるが、飛行機はここに来るので、ここで待つという。
ガイアナのジョージタウンからレセムまで小型飛行機に乗ったときは、荷物込みで体重計に乗り、重さをチェックされたのだが、ここでは、そういうこともしないらしい。
だが、30分以上待っても飛行機が来ないので、なんにもないところだけど、あっちへうろうろこっちへうろうろ。
用を足したい方は、その辺でお願いします、という。
その辺まできてみたけど・・・
ようやく飛行機がやってきた。あっ、2機ですね、とガイドさん。あら、何機来るのか、知らなかったの~!
荷物を積んでもらって。
飛行機に乗り込んだと思ったら、あっというまに飛び立つ。
グラン・サバナの大平原が広がる。木のあるところは、小川になっているはずだ。
しばらくすると、森林地帯になった。熱帯のジャングルだ。グラン・サバナももともとは、こういう姿だったのだろう。ペモン族が野焼きをするので、草原になってしまったのだ。
いよいよテプイ(卓状台地)が見え始めた。ここからカナイマまでは、たくさんのテプイがある。エンジェルフォールのあるアウヤンテプイも見えるはずだが、お天気がどうかなぁ。
飛行機の機体がちょっとじゃま。
コメント 0